酷道439号
徳島市~四万十市
本コースのスタートはJR徳島駅。困難なコースのため途中ポイントでの宿泊は必須。補給食も忘れずに持っていってほしい。439号線はほとんどが川に沿うようにして続いている。雲がかかった四国山地の中を縫うようにして進んでいたかと思うと、苔むした路面やガードレールのない峠の上り坂が始まる。酷道だからこそ、道の表情は本当に豊か。特筆すべきは、津野町からの単一車線の細かいワインディング。身体全体でコーナーをこなし続けるフロー感は、二輪かつ人力の乗り物だけの特権だ。
DATA
- エリア
- 徳島県・高知県
- ルート
- 徳島市~四万十市
- 距離
- 342.0km
- 獲得標高
- 6,028m
- URL
- https://www.strava.com/routes/2923768600885652686
おすすめ度★★★★★
編集部
お遍路文化が根強く残る四国。今回の旅で東京から来た取材班を快く迎え入れてくれた人々の温かさ、心遣いを幾度となく感じた。ヨサクは酷なだけじゃない。実はじわっと広がる人の優しさに、旅をしながら触れられた気がした。